テニス初心者週末プレーヤーのための平日と週末の過ごし方

▼5.意識→無意識へ（潜在意識の活用）

初めてここを読まれたかたは http://www.forty-love.com/index.html の【まずはここから！テニス初心者週末プレーヤー上達の鉄則！】を読んでみてくださいね♪

んで、今回はこれまでのイメージにくわえて更なるイメージが必要ですってことでした。

そのイメージとは内部意識のことです！

内部意識ってなんやねん！（関西弁です・・・）って言うと
たとえば

「トップスピンを打つには下から上のスイングする」「トスを上げる時は腕全体を使ってあげる」

などなど具体的な方法のことです。

でもこういうアドバイスは大抵コーチなど自分以外の誰かから言われるものなので、こまかく言うと内部意識というよりは外部意識になってしまいますけど。。。

そのアドバイスというのも伝統的にこう教えると良いといわれている方法だったり、雑誌にも紹介されているので説明する時にそれを使う人もいると思うのですが、管理人的にはあまりそのアドバイスが役立ったことがありません。

やはり教えてくれるひとと自分はいろいろ違うところがあるので、同じような感覚で言われてもそれをうまく活用できないのです。

むしろ言われたことに意識が行き過ぎて、前より下手になるなんてこともあるんじゃないでしょうか？

管理人の体験を例にあげますと、テニスをはじめた当初、コンチネンタルグリップでのフラットサーブが苦手で苦労していました。

当時所属していたサークルには上級者が何人かおられたので、二人の人にアドバイスを聞いてみました。

ひとりはテニス雑誌を良く読まれている方のようで、雑誌に載っていたアドバイスをそのまま言っておられました（あとで雑誌買ったときに気が付きました）

たしか腕を振り下ろすようにとか腕を内転とか何とか、具体的なアドバイスをいただいた気がします。

もうひとりはひとことだけ「打ちたい方向に思いっきり振ればいいんや」

さてどっちのアドバイスを聞いたときにうまく打てたでしょうか？

後者なんです！二人のうち、強いのも後者のアドバイスをしてくれた人です。

コンチネンタルグリップってそのまま振ったらフレームでボール打っちゃいますから、腕を内転（内側に回す）しないといけないんですが、「打ちたい方向に振れ」のアドバイスでうまく打てた。

逆に具体的に言われた時はうまく打てませんでした。これていったいどういうことでしょう？

結局ところ、うまく打てなかった原因は考えすぎていて打てなかったようです。シンプルなアドバイスによって考えずに打てる、つまり頭の中のイメージで打てるようになったので上達したのです。（上級者のプレーはよく見ていたので）

自分の頭は自分が意識しなくても勝手に働いてくれていて、コンチネンタルでサーブを打つためには腕を内転させなければいけないなんてことは自然にやってくれるんですよね。

その無意識に働いている部分を無理やり具体的に言ったのが普段のアドバイスといった感じでしょうか。

しかしながら、具体的なアドバイスもちょっと手を加えればあなたの上達に役立つと思います。

そこでやってもらいたいのは以前もちょっと書いたのですが、自分なりに修正して内容を置き換えるという方法です。

最初は言われたとおりにやってみて、うまくいかなければいろいろ変えてみるのです。

そのうちにうまくいくときもあるでしょう。その時のイメージを覚えておきましょう。

それはもう人から言われたイメージではなくあなたのイメージになっているはずなので、同じことをイメージすればうまくできます。

これが真の内部意識ってことですね。

最終的にはその意識が無くても打てるようになるのが目標です。意識しなければうまく打てない状態というのはまだそのショットが身についていない証拠だと思います。

だって試合中にとっさにボレーするときにそんな意識してる暇ないですよね？

じゃあどうすればそうなるかって言うと、自然になります(^^; 人間ってみんな怠け者なので、A→B→Cってステップがあったら A→Cにしようとがんばるんです。

（Aは何も意識しない状態、Bは内部意識、Cは目標とするショットが打てる状態になります。）

これがちゃんとできるようになると無我の境地、つまりからだが自然に反応してくれるようになるのだと思います。つまり潜在意識に刷り込まれたわけです。

ただ週末プレーヤーだとプレーの感覚が空いちゃうので、なかなか内部イメージを定着させるのがむずかしいと思います。（このへん表現がむずかしいのですけど・・・）

そんなときにどうやってそれを維持していけば良いのでしょう？

続きは次回に・・・

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