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サーブ編その4


■羽子板サーブも武器になる!

羽子板サーブとは厚いグリップ(ウエスタングリップ)で握り、トスを低めにあげて押し出すように打つサーブです。とくに女性の方などは愛用されている方も多いのではないでしょうか。羽子板サーブというとなんとなくマイナスイメージがついているのですが、使い方一つで武器にもなります。

羽子板サーブのメリットは何より安定性・コントロール性が良いことでしょう。ボールを下から上に向けて打つためにネットする割合は非常に低いですし、打ちたい方向に向けてひじを伸ばしていけばほぼその方向に飛んでくれるので、下手にオーバーヘッドのサーブを打つよりも使えるサーブなのです。もしあなたが週末に楽しむことが目的ならば羽子板サーブでも全く問題なく自身もって打ってもらって大丈夫ですし、草トーナメントにでるような場合でも普通のサーブに慣れている人にとってはむしろ打ちにくいサーブになりますので十分通用するはずです。

羽子板サーブのもう一つのメリットとしては、回転はかけられないと思われがちですが逆スピンがかけられることです。逆スピンとはストロークでいうところのスライス回転になります。打ち方は厚い握りでボールを上から下になでる感じで打てばゆるい逆スピンがかかり、少しすべる感じになります。これでコースの打ち分け3種類(センター、ワイド、ボディー)×球種2種類(フラット、逆スピン)で6種類のサーブが打てます。

試合を有利にすすめていく上でサーブの威力を重視するか、コントロールを重視するかといわれればまちがいなくコントロールを重視すべきです。強力なサーブが打ちつづけらればよいのですが、体力を消耗しますし、疲れてくれば入る確率も下がりダブルフォールトの割合も多くなります。。レシーバーの心理からすればダブルフォールとすることなく毎回コースを振って打ってこられるのはかなりプレッシャーがかかりますし、慣れないサーブでミスが誘えればなおOKです!



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