発達障害者を排除する幼稚園

2020-08-01

幼稚園から面談の依頼があり、夫婦で行ってきました。趣旨としては子供(1歳クラス)の発達が遅い(発達障害の疑いがある)ので、この園では進級せずに他の園を探せという趣旨で、事実上の退園勧告でした。

退園要請を直接的にすると問題になるからか、言いまわしとしては、この園では発達障害者への配慮は行っていないので、そのような環境では発達障害の子供にとって過ごしやすいとは言えない。親として子供のことを一番に考えるなら、ほかの園を探してくださいという表現でした。

この時期2歳クラスに進級するための願書が配布される時期ですが、幼稚園としては私の息子を進級させない想定のため、今は願書は渡さないとのこと。

確かに言葉が出ていない点は気になっていましたが、退園を迫られるほどとは思っていなかったので非常に驚きました。まだ療育の必要性などの診断は受けていませんが、ほかの子供とできることに差があるということを指摘されました。

障害者に合理的な配慮をする、障害を理由に進級などを制限してはいけない、多様性を受け入れる社会の流れなどからすると、発達障害者を排除しようとする幼稚園があるということや、それが許容されているということに驚きました。幼稚園は閉鎖的な世界なので内々で発達障害の疑いがある子供に対して退園を迫るというのはこれまでも行われてきたのでしょう。非常に言い方も慣れが感じられました。

このような考え方の保育士のいる幼稚園に子供を預けておくことは良くないので、進級先は変えようとは思いますが、この園の対応自体が妥当なものかどうかは市役所に状況を報告して判断していただくことにしました。

子育て

Posted by ZEN


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