ひさしぶりに健康系の記事投稿。

最近良く聞くコエンザイムＱ10（CoQ10)って知ってますか？ユビキノンとも呼ばれます。
おととい、私が毎日みてるワールドビジネスサテライトの中で取り上げられてみたので書いてみます。

コエンザイムQとはもともと体内に存在する成分で、働いている場所はミトコンドリアです。細胞内のミトコンドリアには電子伝達系とか呼吸鎖とか呼ばれるエネルギー産生装置があり、そこでエネルギー物質であるATP(アデノシン・トリホスフェート）がつくられます。その装置の一部となっているのがコエンザイムQなのです。

コエンザイムQは加齢とともに減少していくことが知られていて、これをサプリメントとして補給してやることで老化防止（アンチエンジング）に効果があります。老化防止に効いているのはコエンザイムQの持つ抗酸化作用で、この効果により体内で発生する有害な活性酸素が消去され細胞への障害がおさえられるのです。

またエネルギー産生装置の一部であることから、補給することでエネルギー産生が活発になるためスポーツ選手に愛用されています。アテネオリンピックの金メダリストである水泳のグラント・ハケットもその一人だそうです。そしてエネルギー産生が活発になるということは脂肪の燃焼もふえるということでダイエットへの効果も認められているそうです。当然テニスでも効果はありますから、最近どうも疲れ気味とかエネルギー不足を感じるというなら飲んでみるのも良いと思います。

さらにニュースの中での実験データではコエンザイムＱ10（CoQ10)を摂取すると、しないものに比べて肌のシワが有意に減るそうです。抗酸化作用だけでなく肌を若返らせるという意味でもアンチエイジング効果があるようですね。