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▼【テニス初心者週末プレーヤーのための上達ノウハウ】 |
■水分補給と体調管理
■熱中症について
毎日猛暑が続いていますが、普段はもちろんのころテニスをするときも水分補給をしっかりしましょう!体内の水分が少なくなると、集中力が低下し、運動量も落ちます。また血液の粘性が高まり、血栓ができやすくなります。血栓ができると脳梗塞の危険性も高まります。若い人ならばその点は気にしなくてもよいのかも知れませんが、ご年配の方は命にも関わるだけに注意が必要です。
水分補給はのどが渇かないように補給することが大切です。のどが渇いたときにはすでに体内では水分が不足している状態になっています。テニスなどスポーツでは大量に汗をかきますが、必ずスポーツを始める前に十分な水分を摂っておきましょう。人間が一度に吸収できる水分は限られており、その量は200ml程度と言われています。つまり500mlの汗をかいてしまったあとに500mlの水分を補給しても200mlしか吸収されず、あとは排泄されてしまい、その分体内の水分が失われたことになります。
ビールなどのアルコールを飲んで水分補給といっている人がいますが、それは大きな間違いです。アルコール(エタノール)には抗利尿ホルモン(バゾプレシン)を抑える働きがあり、利尿をうながします。結果的にビールを飲んだ量よりも排泄される水分の方が多くなり、体内の水分は減ってしまうのです。
しっかりと水分補給を行って、夏を乗り切りましょう!